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オーメン THE OMEN

Ave Satani
Sanguis bebimus corpus edimus (血を啜り、肉を食らい)
Sanguis bebimus corpus edimus
Sanguis bebimus corpus edimus
Tole corpus satani ave(悪魔の御身を称えたもう)
Sanguis bebimus corpus edimus
Tole corpus satani ave
Ave ave versus Christus(称えよアンチキリストを)
Ave ave versus Christus
Ave ave versus Christus
Ave Satani(称えよ悪魔)
Sanguis bebimus corpus edimus
Tole corpus satani satani satani
Ave ave satani


主題曲、「アヴェ・サタニ」のラテン語原詩とその翻訳。劇中に出て来る歌詞のほとんどはここに含まれている。Satani〝サタニ〟は〝サタン〟(悪魔)のこと。Christus〝クリスタス〟は〝クライスト〟(キリスト)のこと。Ave〝アヴェ〟はHail〝ハイル〟(称えよ)で、これは(ようこそ)などの歓迎の意味に近い。この3語を知っておくだけでも聴き方がずいぶん違ってくる。

音楽のジェリー・ゴールドスミスはこの作品に「グレゴリオ聖歌」みたいなものを使いたいと考え、ただア~とかウ~と合唱するのではないようにするにはどうしたらいいか悩んだ末、ラテン語のミサ曲からいくつか単語を借用するアイデアを思いつく。、〝アヴェ・サタニ〟といくつか単語を組み合わせた合唱とオーケストラを組み合わせたところ、これまでに聴いたこともない斬新な楽曲が生み出された。

最初は単語を逆回転させてより悪魔的にする案もあった。また、黒ミサの要素も取り入れようとしてみたが、それらに関する音楽的な資料はないに等しかったため断念。それでもミサ曲やグレゴリオ聖歌を参考にした「オーメン」の合唱曲は、悪魔のミサを十分にイメージさせられるだけの雰囲気を持っている。ゴールドスミスは過去にボーカル曲を作ったことはあっても、合唱曲を作ったことはなかったので、本人にとっても熱の入る作業となった。

オーメンは低予算作品であったため、演奏はオーケストラが50人、コーラスが24人と小規模で行われた。低予算、限られた予算だったからこそ、いい作品が出来たとジェリー・ゴールドスミスはコメントしている。結果的に彼はこの作品で、これまでに9回も候補になりながら一度も取れなかったオスカーを獲得。「タクシードライバー」「愛のメモリー」「さすらいの航海」「アウトロー」を抑えての、アカデミー作曲賞受賞となり、本人にとって記念碑的な作品となった。

映画音楽の使い方として、黒澤明のように映像と音楽がシンクロしてぶつかりあうのを嫌う監督もいて、「生きる」の葬式シーンでは、早坂文雄が精魂込めて作曲した音楽を全て削除してしまったし、「スター・ウォーズ」の音楽に対しても過剰すぎるとジョージ・ルーカスに対してしつこく苦言している。

しかしこの作品では、映像が盛り上がるところでは音楽が常に加わることで、画面を常に盛り上げるように徹底されている。恐怖をあおるシーンにおいてはそれが特に顕著で、ダミアンが教会に行くのを拒む場面、ブレナン神父が荒らしに襲われ串刺しになる場面、ロバート(グレゴリー・ペック)とカメラマンのジェングスが墓地で犬に襲われる場面、ジェングスがガラスで首を切断される場面、ベイロック夫人がロバートを襲う場面など、ショッキングな場面において主要動機を執拗なまでに反復させることで、劇的効果を生み出している。

主題曲と並んで印象的なのが、The Piper Dreams〝パイパードリームス〟(愛の主題歌)。夫婦間の愛、彼らの息子への愛情・・これらを表現する美しいメロディが対比されることで、恐怖をあおる合唱のテーマをより印象的なものになっている。


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