デビルマンG(グリモワール)

デビルマンG

いつの間にか雨後の筍のように出まくっていた永井豪のオマージュ作品郡。原作を越えることはないと分かっていてなんとなく読んでみた。

少なくとも、かなり前に読んだ「Amonデビルマン黙示録」みたいに、最初は新解釈で始まったのに、だんだんオリジナルとほとんど変わらない展開の単なる焼き直しになってしまったのに比べたら、まだこっちのがいいと思う。

明るいデビルマンなんだけど、結構血みどろスプラッター。原作の漫画とアニメの両方をごちゃ混ぜにしつつ、基本的にはオリジナルの解釈でストーリーが描かれてる。 こんなのもあるんだなぁってくらいの気持ちで読んだので、それなりに楽しめた。でも、あくまでも元ネタを称えるための作品。読み終わって、まぁこれはこれで悪くないけど、やっぱりオリジナルは素晴らしいって改めて思ってしまう。予想通りだった。それでいいのかもしれないけど。

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アラーくん

アラーくん-s
1969年初版所有

「ぼくら」(講談社)1968(S43)8月~1969(S44)10月号に連載。

状態がよければ3万円くらいはかるく越えるプレミア本にして、永井豪の初めての単行本。確かに入手困難な本だけど、意外に出回ってて、古本屋とかオークションではちょいちょいみかけるせいか、いっときなんと3冊も所有してしまったという。。。

 アラーくん-01

この単行本には最後の3話が未収録。後から出版されたサンコミ版は2話追加されたものの最終話は未収録で、今のところこっちは未所有。

連載誌の休刊で打ち切りになったせいか、最終話はなんとなく中途半端な感じみたい。


「アラーくん」は「ヤダモン」の連載が終了してから「ぼくら」に連載開始。昔TVマガジンの付録で読んだ記憶があったけど、これは再録だって最近になって知った。

オカルト団

週刊少年キング 1975年8/18号~1976年5/24号 原作:高円寺博 作画:永井豪・石川賢


3人の競作扱いになっていて、原作の高円寺博とは永井豪のお兄さんで別名が永井泰宇(ながいやすたか)のこと。

初めて読んだときはいきなり4巻。なんで4巻だけ手に入れたのかまたく覚えてないけど、1~3巻はずいぶん後になってから買い揃えた。4巻だけにかぎっていえば、けっこうオカルトチックでインパクトがあったのを覚えてる。1~3巻の途中までは、どっちかというとオカルトじゃなくてギャグマンガみたいだったので、ちょっぴりがっかりだった。もしかしたら、雑誌連載中もそれが不評だったので、本格的なホラーに路線変更したのかな。

「エクソシスト」をもろにパクったで悪魔が取り憑いた少女に聖水を飲んでしまったおっさんが小便をぶっかけまくるとか、甦って回復しきれていない吸血鬼が教会に運び込まれたりニンニクスープを飲まされたりした挙句にベランダに放置されて灰になってしまうとか、一枚ずつ脱いでいくふんどし女幽霊とかの前半のギャグ路線はひたすらお下劣(怪力女・リッキーが重量挙げをする度に服がちぎれ飛んでいくお約束ギャグがまたしょーもない)。
美しい娘を餌に人間を誘い入れては食い殺すモーンスタイン家の話は面白いのだけれど(主人公が絶体絶命のピンチになったとき、隣の一家が「夜中に騒ぐな」と押しかけてきて大喧嘩になる展開がくだらなくていい)。これが雪山の雪女編でちょいと捻った謎解きと行き当たりばったりな展開の両立を見せるあたりからややシリアスな方向に変更。
そして隕石で突然変異を起こした蟻とそれに乗っ取られた村人達とのキャンピングカーを使った追跡戦だけで終わるという、「悪魔の追跡」ばりのB級ライクな話を経て、最終章の芦屋家の呪い編へ。
これもまたページ数の割に登場人物を出しすぎていつの間にか消えてしまったキャラクターがいたり、主人公が「全てのオカルト現象は科学で解明できる」云々と今までの話を全否定するような見解を述べたり、行き当たりばったりの展開が目に付くが、今までの憂さを晴らすが如くの残虐シーンのオンパレードが素敵。回想で芦屋家の先祖が五体バラバラに吹き飛ぶとか、農民を酷使させて作物を全部取り上げて代わりに大鍋で煮込んで目玉が飛び出して煮崩れた死体の山を食わせるとか、その領主が狂って自分の体を刀で削って食い散らして半分白骨化して絶命するとか。。
特に激しかったのが、全身の表皮が剥げた状態で車椅子生活を送っている芦屋家当主が、娘の危機に車椅子で文字通り飛んでいくが、敵の念力攻撃を受けて全身の筋肉を一本一本飛び散らせ、最後は白骨状態で木の枝に引っかかったまま、娘の名を呼び続けて絶命するという、読んでいて泣きたくなるような描写であった(実は子供の頃に読んだ時に一番覚えていたのがこのシーンだったりする)。おかげでその後の話は霞んでしまったのも確か。もう少しキャラクターを整理して、最初からこの路線で通していれば、ある意味化けたかも。
会川昇あたりの脚本で映像化したら面白いかもと思ったが、山田風太郎の小説が「SHINOBI」になってしまう邦画じゃ無理だと思うので、タイとか香港とかのやる時は果てしなくえげつない表現を見せるところで一つ。

じん太郎三度笠

単行本 1971年5月 

少年マガジンに連載の4年後に、短編集として集英社のJUMP COMICSからコミック化された作品。「ハレンチ学園」の成功に便乗して出版されたのは明らか。

初出

じん太郎三度笠 週刊少年マガジン1968年2/4~3/3号

「夕日の剣マン」「荒野の剣マン」「三匹の剣マン」に含まれる11の短編は、すべて1968年に「別冊少年マガジン」と「週刊少年マガジン」に掲載されたもの。


プレミア度
2010年2月にヤフオクで再購入。

バクラツ教室

「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)1974(S49)7/22 ~8/5号に短期連載。

学園の女王・江利座に支配される悪発学園。ナポレオンをおもわせる風貌のバクラツ番長が率いるボナパル党は、マドロス夕子、鉄腕ボトム、プリンセスタロー、地下鉄金太の五人という少数派。に立ち向かう学園活劇。

<収録作品>
バクラツ教室
女賭博師がゆく
ごうけつミカちゃん
じん太郎三度笠


プレミア度
状態がよければ「まんだらけ」や「ヤフオク」で3,000~5,000円くらい。ただし、そんなに人気がある作品じゃないので、けっこう売れないまま残っているのをよくみかける。

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