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嵐をこえて

「嵐をこえて」「嵐の波止場」完全復刻版「嵐をこえて」「嵐の波止場」完全復刻版
(2006/03/16)
赤塚 不二夫

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赤塚不二夫、昭和31年のデビュー作。貸本漫画出版社から刊行された、漫画家生活50周年を記念して復刊されるまでは本当に幻だった。

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明るく、好奇心旺盛なオテンバ少女が主人公の少女漫画。ふとしたことがきっかけで知り合った少女の死、青春期特有の心の病、それを乗り越えて大人へと成長するヒロインは、かたくなな教師のこころをときほぐすやさしさをみにるける・・・といったストーリー。

絵柄だけだと手塚治虫のデビュー頃の作品と区別出来ないような感じだけど、所々ギャグやユーモアが見られるので、後の「ギャグの王様」の片鱗は伺える。

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「嵐をこえて」は3作目の作品。

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探偵団、義賊団が出てきてアクションあり、推理あり、サスペンスを盛り上げるさまざまな構図上の実験も盛り込んだ作品。大人顔負けの活躍をする子供たちの探偵スリラーで、主人公一人ではなく、チームワークで勝利するところが凝っている感じ。

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地球を飲む

1968/04-1969/07/25 「ビッグコミック」(小学館)連載

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大阪にいった帰りの電車で読むつもりで、まんだらけで購入。

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ビックコミック創刊号から連載された、手塚治虫の青年向け作品。この後、「I・L」「きりひと讃歌」「ばるばら」「奇子」「シュマリ」「MW」「ひだまりの樹」と早々たる作品が続くわけです。1968年から69年にかけて、〝全共闘〟という言葉が定着した時代に描かれたせいか、徹底的に無責任なアナーキストを中心に物語が展開します。

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母親の怨念を引き継いだ娘たちが〝男〟〝金〟〝道徳〟を踏みにじり、社会をぶち壊そうという内容。ただし作者が認めているように、金の価値が暴落したことによる経済パニックはあまり盛り上がりがなくて消化不良。作者は大河連載を描くことが不満だったようですが、これは明らかに失敗作の部類に入る作品だと思います。

手治虫の動画配信はこちら⇒

せっかく大阪に行ったので

出張で大阪に行ってきました。初日は業者さんと打合せがあって、それからずっと接待。それが深夜3時近くまで。チェック・インしてなかったんだけど、なんとか泊めてもらいました。

昨日ずっと接待で飲んでたので眠かったです。

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↑泊まったホテル

二日目は社長に付き合ってまんだらけ・グランドカオスのマザーという喫茶店を視察。体育会系の社長にはとても居心地の悪い空間だったみたいで、ちょっと居ただけですぐに退却 (_ _,)/~~  コウサン
せっかくだからまんだらけ・うめだ店にも寄ってみました。

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店内にはこないだ復刻版で購入した楳図かずおのデビュー作 「森の兄妹」が

42万7,000円

で売ってたのにびっくり!

ほかにも「ひみつのアッコちゃん」初版3巻セットが10万円!

赤塚不二夫は意識不明で入院中だから、もしかして買っておいたらこれから値段が上がるかも・・・クレジットカードもあるし・・・・いやいやさすがにやめときましょう。アブナイアブナイ。

でもせっかくここまで来たんだし、なにか買って帰ろうとと思っていろいろ物色した末に購入したのが↓これ。
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「キッカイ君」全初版・講談社初単行本セット!

29,400円でした α~ (ー.ー") ンーー

さすがに後で後悔するんじゃないかと思いながらも、神保町では5万円以上の値段で売ってるし、かなりの永井豪マニアでももってないような貴重本なんでいいでしょう、たまには。

もちろん値段はカミさんに内緒。

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