忍者旋風(風魔忍風伝)

忍者旋風 (1) (小学館文庫)忍者旋風 (1) (小学館文庫)
(1999/04)
白土 三平

商品詳細を見る


忍者旋風 (2) (小学館文庫)忍者旋風 (2) (小学館文庫)
(1999/04)
白土 三平

商品詳細を見る
 
1959年~1960年

解説を読んでこの作品が「少年忍者風のフジ丸」の原作だって知ったときは、ちょっぴりグッときた。もっとも漫画とアニメでは主人公の顔も名前も違うし、大体「風のフジ丸」はTVで見た記憶こそあるものの、ぶさいくな死神小僧が小太郎(フジ丸)の変装だっていうのと、最後に毎回実写で忍法の解説があったくらいしか覚えてない (* ̄m ̄)

DVDでは現在廃盤になってるけど、いつかダウンロード販売とかしそうなので、そのときにはもう一度見てみたいかな。当時の動画が1話3,000枚のところ、6,000枚の動画を使ってかなり力を入れて製作されてたらしいので、けっこうよく出来てたのかも。

マンガの方は〝竜煙の書〟をめぐっての忍者同士の攻防戦。ページ数は2冊で800以上あって、単行本2冊にしてはけっこうな厚み。これはこの時代の作者の絵柄が大きいくて、コマ割が少ないため。なので意外とすらすら読める。ただし、話は込み入っていて、ちょっと油断するとわけが分からなくなたりする。特に登場人物の関係性が。

この作品の後、「真田剣流」「風魔」と続いて、風魔三部作となるわけだけど、読んだのは「真田剣流」「風魔」 の方が先だった。というか三作続いてるなんて知らなくて、たまたま後の2作を先に買っちゃったんだけど、それぞれが完結した話になってるから特に問題はなし。「忍者旋風」のラストでは、続きがあることを仄めかしているものの、これで終わってたとしても不思議じゃない感じ。少なくとも「サスケ」や「ワタリ」よりはずっとすっきりした終わり方になっていた。






↑「少年忍者風のフジ丸」


懐かしのアニメ動画配信→

スポンサーサイト

ルパン対ホームズ

ルパン対ホームズ (アルセーヌ・ルパン全集 (2))ルパン対ホームズ (アルセーヌ・ルパン全集 (2))
(1982/01)
モーリス=ルブラン

商品詳細を見る


「怪盗紳士ルパン」の最終話に収録の「遅かりしシャーロック・ホームズ」が雑誌で初めて連載されたとき、コナン・ドイルから抗議を受けて、シュロック・ショルメスに変更したのは有名な話。フランスではショルメスという名前のままだし、口ひげをはやしていたりしてホームズとは別人という設定になっているんだけど、それだとあんまりピンとこない。日本では常に「ルパン対ホームズ」というタイトルで来てるし、小さい頃から親しんでるタイトルなので、この本に登場するのはホームズでありワトソンととらえた方がやっぱりしっくりくる。

内容はホームズの視点からの展開が中心で、どちらかというとルパンが悪役(もともとキャラ設定がそうだっけ)っぽい感じがしなくもない。子供向けにアレンジされたミステリー小説の定番だけど、ストーリー自体はそんなに良く出来てるわけでもない。特にルパンが盗んだ古い机の中に入ってた宝くじが大当たりだったって何?って言いたくなる。それでもこの作品が面白いと思えるのは、ルパンとホームズのぶつかり合いがとてもうまく描けてるから。2大キャラクターの個性を生かしきったというか、会話とかもしゃれてるし、2人のやりとりだけでも十分楽しめる。

それにしても他人のキャラクター(それも世界的に有名)を自作の中に登場させて戦わせるってアイデアは、当時にしてみたらとんでもなく画期的だったはず。「マジンガーZ対デビルマン」だの「エイリアン対プレデター」なんていう、いろんなキャラクターパラレル対決ものの原点と言えるわけだし。ルパン・シリーズとしては第二作にして初の長編作品になるわけだけど、このあと戯曲を小説化した「ルパンの冒険」をはさんで「奇岩城」「813」と大傑作が続くあたり、この時期のルブランは作家として奇跡的な絶頂期だったのかもしれない。




ルパン最後の事件

ルパン最後の事件 (アルセーヌ・ルパン全集 (25))ルパン最後の事件 (アルセーヌ・ルパン全集 (25))
(1982/01)
モーリス=ルブラン

商品詳細を見る


現代は「アルセーヌ・ルパンの数十億」(1941)。現時点で日本語訳が出ているのはこの偕成社版のみ。ただし原本の一部が失われているとか、連載がルブランの死の直前ということもあって偽作の可能性もある問題作。一番問題なのは内容がつまらないことだったりして ( ̄ー ̄?).....??

この本が出たばかりの頃、一度読みかけたものの、あまりに陳腐なのですぐに挫折してしまったことがある。それから20年以上・・・・。今回は頑張って最後まで読みきったものの、やっぱりきつかった ((ミ ̄エ ̄ミ)) ボーーー 。過去の登場人物がいろいろ出てくるけど、ほとんど必要ないんじゃないかって感じ。いわゆるパラレル・ワールドというやつで、設定やらなにやらにとても違和感を感じてしまう。

まさに「最後の事件」としたいところだけど、最近になって「ルパン最後の恋」という作品が発見されたらしい。これが邦訳されると、このタイトルはどうなるのか?って考えるほどの価値もないか。。。他に短編「山羊皮服を着た男」「エメラルドの指輪」を収録。この2作も偕成社版が初邦訳?

本書で唯一価値があるのが、作品解説のルパンの生涯年表!これは料価値が高い・・というか、今みたいに情報があふれる以前はとても重宝したものだった。




オススメ

カテゴリー

最近の記事

最近のトラックバック

最近のコメント

月別アーカイブ

Translation(自動翻訳) 横型エキサイト版

CM

ブログ内検索

RSSフィード

  • 最新トラックバックのRSS

リンク

By FC2ブログ

DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売

ブロとも申請フォーム

Copyright © 射案比呂