鬼畜

鬼畜

スポンサーサイト

デビルマンG(グリモワール)

デビルマンG

いつの間にか雨後の筍のように出まくっていた永井豪のオマージュ作品郡。原作を越えることはないと分かっていてなんとなく読んでみた。

少なくとも、かなり前に読んだ「Amonデビルマン黙示録」みたいに、最初は新解釈で始まったのに、だんだんオリジナルとほとんど変わらない展開の単なる焼き直しになってしまったのに比べたら、まだこっちのがいいと思う。

明るいデビルマンなんだけど、結構血みどろスプラッター。原作の漫画とアニメの両方をごちゃ混ぜにしつつ、基本的にはオリジナルの解釈でストーリーが描かれてる。 こんなのもあるんだなぁってくらいの気持ちで読んだので、それなりに楽しめた。でも、あくまでも元ネタを称えるための作品。読み終わって、まぁこれはこれで悪くないけど、やっぱりオリジナルは素晴らしいって改めて思ってしまう。予想通りだった。それでいいのかもしれないけど。

洗脳 地獄の12年からの生還

洗脳 地獄の12年からの生還

2014年出版

CDは一通り聞いてたけど、とくにXのファンでもない。洗脳騒動のときはニュースで見た記憶はあっても、当時は洗脳と言われてもよく理解できなかった。TOSHIが洗脳集団から脱会したっていうのも、後になってネットで見かけたくらい。

それがなんで本を読もうという気になったかというと、僕が仕事で出会った女性が、他の仕事である会社の社長に洗脳されそうになったって話を聞いて、洗脳についてなんとなく興味を持ったから。本当にそんなことがあるんだって驚いたけど、よく考えたらコマーシャルにせよ、ブラック企業にせよ、ちょっとした洗脳と言えなくもない。だとしたら興味がないとかじゃなく、そういうものに対しての予備知識は、持っておいた方がいいかもしれない。

そんなことを思いながら読んでみたら、下手なフィクション小説なんかよりもずっと面白かった・・・というか、前半はかなり辛かった。ここまで人を利用する人間って信じられないようだけど確かにいるなぁって。本当に気持ちが参っているところへ甘い誘いが来たら、こうなってしまう人がいるのも理解できる。たぶん僕自身、何度も騙されてきた実体験があるからだろう。

脱会に成功して元妻と洗脳集団の親玉を訴える後半のくだり、TOSHIが洗脳集団を疑い始めて脱走を決意する展開は、ミステリー小説のようでわくわくさせられつつ、想像では絶対に書けないものだと思う。

読み終わってからしばらくの間、関連のテレビの特番や、記者会見のインタビューなんかを片っ端からYou Tubeで見まくった。でもこの本を読めばことの顛末はほぼ把握できるので、充分なのかもしれない。カミさんにも読ませたし、なるべく親しい人には薦めたいと思う。

JAMES BOND DR. NO

DrNo

2005年発売 (英語) 112ページ 

イギリスの新聞に1959年8月から1960年10月まで掲載されていた「ダイヤモンドは永遠に」と「ロシアより愛をこめて」「ドクター・ノオ」のコミック版007、3作品を収録。

原作の007を読んでたときから気になってたひとつが、「ダイヤモンドは永遠に」で追いかけてくる電車をピストルで撃ったら電車がひっくり返るくだり。コミックでもそのとおりに描かれてた。原作は映画みたいに現実離れしてなくて本格的かってうと、けっこう荒唐無稽。しいていえば映画行き過ぎなのかな?

当時は1日1行のペースで毎日新聞に連載されてたことを考えると、こうやってまとまって読めるのはとても便利。ただしそこそこの英語力がないと、けっこう難しい単語も出てくるし大変かも。

JAMES BOND DR. NO を購入

八墓村

八墓村

横溝正史 が言うには、原作の金田一耕助のイメージに近いのはこの作品の渥美清らしいけど、金田一といえば石坂浩二のイメージが強くてなんかしっくりこないせい。そのせいもあるし、ポスターがなんかモノクロで変?なせいか、これまで見たことなかった。

「8時だよ全員集合」で志村けんが「たたりじゃぁ~!」ってとてもはやったコピーをギャグにしてたのをテレビでみてた当時、たしか「とても怖い映画」みたいな言われ方をしてた気がする。ミステリーなのになんで怖いのかよく分からなかったけど、金田一浩耕助というとどの作品もホラーっぽいタイトルが多いせいか、そんな雰囲気が強かったのは確か。そしてこの映画、クライマックスの鍾乳洞窟を殺人犯に追いかけられるシーンは完全にホラー。というかエピローグを見ると事件が「祟りに見せかけた犯罪」ではなくて「本当の祟り」として制作されたのかもしれない。

映画自体はしっかり作られてるし、犯人が誰とか予備知識なしにみたので、けっこう長い映画なのに中断しないで最期まで一気に見れた。何度もリメイクされてるし、時間があれば他の作品を見比べてみるのもいいかもしれない。

1977年公開 151分

監督:野村芳太郎
脚本:橋本忍
原作:横溝正史
音楽:芥川也寸志

出演:渥美清、萩原健一、小川眞由美 他

人間の証明

人間の証明

赤坂の高層ビルのエレベーターで胸を刺されて死亡した黒人青年ジョニー・ヘイワードを殺した犯人探しの本筋に、戦後の辛い過去をかぶせた人間ドラマ。

この作品は公開当時ものすごくはやってた。映画と小説のタイアップ商法なんて珍しかった時代、本屋に行けば小説が置いてあり、ラジオからは「人間の証明のテーマ」が流れっぱなし、テレビのコマーシャルでも大量の映画のCM。だから映画は見てなくても「人間の証明」ってタイトルだけは知っていたし、どんな映画なのかなぁ?くらいには思ってたかもしれない。それから40年近く・・・ついにというか、ようやくというか、別に理由はないけどなんとなくDVDを借りて見てみた。

角川映画って制作費と宣伝費ばかりやたらかけて、内容はあんまりパッとしないって評判だったから、テレビ放送があっても、ビデオがレンタルされても、特に見ようって気にはならなかった。今更ながらちゃんと通して見てみると、そんなにひどくはないけど、特別に面白いわけでもない、そんな感じだった。ただ、最期に「人間の証明のテーマ」が流れるシーンだけはちょっぴりグッときた。曲だけは小学生の頃から知ってたわけで、それがこんな風に使われてたのかって。ここだけ繰り返して3回くらい見直後で、調べてみたら歌ってるジョー山中は、波乱万丈な生涯の末に数年前亡くなってることを知った。

公開1977年 133分

監督:佐藤純彌
製作:角川春樹
音楽監督・作曲:大野雄二
主題歌:「人間の証明のテーマ」(歌:ジョー山中)

出演:松田優作、ハナ肇、岡田茉莉子、鶴田浩二、ジョージ・ケネディ、ジョー山中 他

ゴーン・ガール/GONE GIRL

ゴーン・ガール

幸福だと思われていた夫婦。その妻が突然失踪する。報道がエスカレートするうちに。「夫が妻を殺したのではないのか?」という疑惑が世間に生まれ・・・

たまにはカミさんと映画でも、と思って何みたいのあるか聞いたらリクエストされた作品。でも仕事疲れとかあって一緒にみたのはほんの30分。あとはバラバラ。それでもレンタル期間中になんとか最期まで見れた。先に見終わったカミさんは面白かったっていうから期待したおかげもあったかも。

もっと面白くなるんじゃないか?とか期待したほどかっていうと。。。サスペンスとかミステリーとかじゃなくて、この映画はあくまでもダークな雰囲気の恋愛映画。それにちょっとだけサスペンスや犯罪の要素が加わってる。そう考えて見る分にはいいのかもしれない。見終わって最期の最期にそう気付いた。

2014年公開 149分

監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:ギリアン・フリン
原作:ギリアン・フリン

出演:ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス 他

砂の器

砂の器

タイトルは有名だしもちろん知ってたけど、映画をみたのは初めて。原作は読んだことないし、多分これからも読むことはないと思う。犯人を主人公の刑事が地道に追いかけるのが大筋で、犯人は途中でなんとなく分かっちゃうし、推理物としてはそんなにワクワクするようなものでもなかった。

どっちかというとこの作品は、ミステリーが売りじゃなくて、ヒューマンドラマなんだろうから(ポスターをみれば明らか)、それはそれでいいのかもしれない。でも、映画の最大の見所になっているクライマックスの延々45分近く続く親ハンセン病にかかった父とその息子の放浪シーンは、原作だと6ページ程度らしい。この放浪シーンがなければ映画もここまで受けたかとうか分からないし、原作ももしかしたらそんなに有名じゃなかったかもしれない。

誰でも聞いたことくらいはありそうなタイトルの「砂の器」とは、人生はの砂で作った器ようにもろくはかないものであるように、犯人はせっかく地位や名誉を築いておきながら、最期は自分の過ちで全て崩してしまうというもの。

ちょっといろいろ辛い目にあってたせいか、こういうの見てみようって心境だったんだけど、カミさんに「一緒に見る?」って誘ったら、「そんな暗いのヤダ!」って断られた。見たことなくてもそういうイメージだけ出来てる人って多いんだろうな。結果一人で夜中に見たんだけど、映画がまだ良かった時代の力がはいった作品だけあって、久しぶりに途中で寝ないで最期まで一気にみれた。

1974年公開  143分

原作:松本清張
脚本:橋本忍、山田洋次
監督:野村芳太郎
音楽監督:芥川也寸志

出演:丹波哲郎、森田健作、加藤剛、島田陽子、緒形拳 他

オススメ

カテゴリー

最近の記事

最近のトラックバック

最近のコメント

月別アーカイブ

Translation(自動翻訳) 横型エキサイト版

CM

ブログ内検索

RSSフィード

  • 最新トラックバックのRSS

リンク

By FC2ブログ

DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売

ブロとも申請フォーム

Copyright © 射案比呂