007/ダイヤモンドは永遠に

04Diamonds Are Forever-s

原題:Diamonds Are Forever
オリジナル出版:1956年イギリス
邦訳:1960年7月22日「007/ダイヤモンドは永遠に」井上一夫訳、東京創元社

【ストーリー】
アフリカのダイアモンド鉱山からの密輸でイギリスは年間200万ポンドの被害を被っていた。ABCなる人物がアフリカ → ヨーロッパ → ロンドン → アメリカのコースでダイヤを運んでいて、ティファニー・ケイスという女性が関連していることが判明。ジェイムス・ボンドは密輸の元締めと思われるアメリカのギャング団、スパングルド一家の密輸ルートに潜入するため、運び屋に化けてニューヨークへ乗り込む。そこでCIAを退職してピンカートン探偵社に就職した元CIAのフェリックス・ライターと再開。彼の協力を得ながら捜査を進める。
舞台はニューヨークからラスベガスへ。そこで正体がバレたボンドは、スパングルドの囚われの身となるが、組織を裏切ったティファニー・ケイスに助けられて脱出。途中の船で今度はケイスが囚えられる。パンティー1枚の姿で拘束された彼女を救い、2人のギャングを射殺したボンドは残る最後の親分、ABCの正体であるジャック・スパングを始末するためアフリカに向かうのだった。


【作品について】
前作では核爆弾ミサイルをロンドンのど真ん中に落とそうとする誇大妄想テロリストの話はさすがにやりすぎと思ったのか、今回の敵はもっと地味?にアメリカのダイヤモンド密輸ギャング団。秘密兵器もなくて武器はもっぱら腕っぷしと拳銃(ベレッタ)のみ。

「死ぬのは奴らだ」で瀕死の重傷を負ったフェリックス・ライターが、この作品ではCIAからピンカートン探偵社に転職して復帰。もっぱらボンドを引き立てる相棒という役割が明確になってくる。これはボンド(イギリス)がライター(アメリカ)よりも優れているんだというフレミングの考え。

ダイヤモンドは地球上でもっとも硬くて高価な物質で、冒頭に出てくるアフリカは世界で5番目のダイヤモンドの原産地。ダイヤモンドの全取引の9割までロンドンで行われている。そのアフリカのダイヤモンド鉱山はデ・ビアスという会社が価格からなにから完全に牛耳っていて、フレミングはデ・ビアスに関係したダイヤ・モンド・シンジケートについてのルポルタージュも書いている。「Diamonds Are Forever(ダイヤモンドは永遠に)」というタイトルはデ・ビアス社のマーケティング担当者が考えたキャッチ・コピーなんだとか。


後半の舞台となるラスベガス。1946年に、ベンジャミン・シーゲル(バグジー)がフラミンゴホテルを建設してていらい、カジノの街として世界的に有名。今ではとてつもなく巨大なスケールの観光地だけど、1950年頃はまだ発展途上。それでも犯罪者はすでに入り込んでいた
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まとめ【007/ダイヤモンドは永】

原題:Diamonds Are Foreverオリジナル出版:1956年イギリス邦訳:1960年7月22日「007/ダイヤモンドは永遠

  • まっとめBLOG速報
  • 2012.11.22 16:09

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