モーツァルト:ピアノ・ソナタ集第2巻(第6,7,9番)

モーツァルトソナタ02

第1集の翌年1969年に発売されたモーツァルトのソナタ集第2弾。モーツァルトのソナタを全曲録音するというプランに真っ先に驚いたのはコロンビア・レコードのプロデューサーだった。しかし会社はグールドが何を録音するにしても受け入れる体質になっていたので、反対されることはまったくといってなくなっていた。

コロンビアは、録音をこれまでのニューヨークからグールドの住むトロントに移行することも容認。それまで年に20回くらいニューヨークに行くことにストレスを感じていたグールドにとって、とても都合の良いことだった。1962年からグールドは飛行機に乗らなくなっていたので、車で移動した場合、片道で10時間も時間を潰さなくてはならなかっし、ピアノも一緒に移動させていたので税関手続きなどとても手間がかかっていたのだから。

このアルバムに収められた6番から9番と10番を通して聴くと、テンポや弾き方が全曲を通して統一されている感じがする。くっきりとしたタッチで全体のテンポは速め。まるで1枚のコンセプトをして計画的に仕上げたかのような。
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