モーツァルト:ピアノ・ソナタ集第4巻(第11、15番、へ長調、幻想曲二短調)

モーツァルトソナタ04

1973年発売の第4弾。グールドの演奏の中では「ゴールドベルク変奏曲」の次に有名なのが、このアルバムの「第11番トルコ行進曲」。とにかく遅い!第1楽章の変奏曲は止まってしまうんじゃないかってくらいだし、第3楽章にしてもこんなゆっくりしたテンポで弾いた演奏家は他にいなかった。グールドが作曲家の指示よりもはるかに遅いテンポで弾いたことは、これ以前にも何度もあったけど、この「第11番トルコ行進曲」はモーツァルトのピアノ・ソナタの中で最も有名というだけじゃなく、ありとあらゆるピアノ・ソナタの中でもトップクラスで人気の高い曲。それをここまで個性的な演奏で弾いたことで、グールドの代名詞のようになってしまった。

意表をついた演奏でひと目を引こうとしたというのは、本人のインタビューでもそれっぽことを言っているので事実かもしれない。でも、「第11番トルコ行進曲」の第3楽章や「幻想曲二短調」は、遅いテンポで演奏することでより悲しさが強調されている気がするし、意外性を狙っただけではなく楽譜に忠実な演奏とは違った魅力を引き出していると思う。
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